わしぽん

調べたこと・感じたことをシンプルに書いていきます。

お金ってなんだろう?と改めて考えてみた~お金に対する観念・感情~

「お金とは○○」 ○○に当てはまる言葉を10個以上考える。そうすると自分のお金に対する観念・感情がわかるそうだ。

カウンセリングサービス■心理学講座「お金と豊かさの心理学〜お金とは?〜」

 

少し前まではお金に対してややネガティブな印象を持っていたが、お金に対しての印象ががらりと変わったのでまとめてみる。

お金とは、人を動かす力。

初めて行ったお店でヘッドスパを受けながらふと思った。「お金を払ってもらえるからって初対面の人の頭を洗うなんてすごいなぁ」って。そういうサービスが世の中に存在して、その人も自分の仕事を全うしてるだけなんだけど、もしお金もらえなかったら見ず知らずの人の頭は洗わないよね。


ヘッドスパに限らず、色々なところでその現象は起こる。せっかく仕入れたはずなのにお金を渡せば商品がもらえる。お金を渡せば家だって建ててくれる。

自分に何かしてくれたり、自分の代わりに何かやってくれたり、サポートしてくれたり。お金を使うと見ず知らずの人が自分のために動いてくれる。それって本当はすごいことなんじゃないかと思った。

 

お金とは、精神安定剤

やっぱりお金があるのとないのじゃ大違い。「お金がない」と思っている時ってソワソワしたりする。必要なものが買えないとイライラするし、ずいぶん先の老後の生活まで心配しはじめたりする。

日頃抱きやすい悩みというのは、比較的お金で解決するものばかりなのかもしれない。安心できる額のお金を持っていると、心にゆとりを持てる。何かトラブルがあったら、お金を使えば助けてもらえるという安心感も生まれるのかもしれない。

 

お金とは、経験を増やすもの。

お金を使うと何かしら新しい経験を得られる。日々の買い物から海外旅行まで、今まで経験したことないことをさせてくれるのはお金だ(それか周りの人)。経験が増えるのはお金を使うことだけではない。お金をもらう、つまり仕事でも色々な経験を積むことができる。仕事にはお金と責任が発生し、責任を持つからこそできる経験がある。


お金とは、大事なもの。

これは人にお金を使ってもらった時に思うこと。稼いだお金を自分のために使ってくれたというのは、どんなに小さな金額でも感謝の気持ちを感じる。当たり前のように思ってはいけない。だから調子に乗らず「大事なもの」という認識は忘れないようにいたい。


お金とは、それ自体には価値がない。

使わずに貯めていることで精神安定剤代わりになるかもしれない。でも、お金そのものに価値があるように感じるのは気持ちの問題のように思う。使うときに価値があるものになるんじゃないかな。


お金とは、お金を大事にしている人に集まる。

お金を大事にするということは貯めこむことではなく、うまく使うこと。周りを見ているとお金の使い方が上手な人のところにお金が集まっているように思う。お金は生き物じゃないけれど、やっぱり活かしてくれる人が好きなのかなーとメルヘンな考えが浮かんだりする。


お金とは、人のために使うもの。

他者貢献=幸せに繋がるという考え方もあるように、お金を幸せに繋げるには人のために使うことが1番だと思う。自分のために使うお金は自分の欲を満たしているだけのような感覚もある。考えてみると、人のためにお金を使う方法を何パターンも考えようとするとなかなか思いつかない。

誰のために使うかということも大事だ。何か商品購入・サービスを受けるということは、提供側にお金が渡るということ。安さだけに惹かれて選ぶのではなく、提供側の利益分も納得して「儲けてほしい」という気持ちが持てるほうを選ぶと、買い物ひとつも人のために使うことになるように思う。

 

お金とは、人の役に立てた数。

多くの人に役立つような能力を発揮すれば、それ相当のお金を手に入れることができる。稼いだお金は、どれだけの人の役に立てたのかという一つの指標になる。どんなビジネスでも稼いだ金額はそれ相当の人の役に立ったということ。そう考えると、芸能人に高額所得者がいるのはおかしくないなと思う。歌って感動させたり笑顔で元気にさせたり手に持つだけで爆発的な売上を記録したり・・・、一般人に置き換えると特殊すぎる能力。

 

お金とは、生きやすくしてくれるもの。

お金は普段の生活をしやすくしてくれる。家や食事、洋服や寝床。お金ゼロで生きるよりも、お金を使えば安心・安定の生活はしやすい。贅沢をするためのものや幸せにしてくれるものではないけれど、お金は生きやすくしてくれるなと思う。

 

お金とは、あくまでツール

お金があれば幸せなんてことはない。お金そのものを必要としている時は、何か変えたいことや守りたいものがあっての思考だと思う。欲しいものを手に入れることだって、お金が必ず必要ということもない。

 

 昔は「お金は死に物狂いで働かないと手に入らない」「お金を稼ぐのは大変だ」という観念がとても強くて、当時は本当にそういう状態だった。だから、お金に対しても良いイメージを持てていなかったと思う。

間違った観念を持っていると、自分を苦しめることにもなる。“お金”という身近なテーマで自分の観念に気づくことは、お金だけでなく働き方・生き方に対しての自分の本音を理解するきっかけになるかもしれない。