わしぽん

調べたこと・感じたことをシンプルに書いていきます。

お金を学び、お金について考える。

お金とは何か?お金について思うことを10個挙げると自分の固定概念に気づく。

 
久々に、最近お金についてどう思っているかまとめてみた。
 

■お金とは、価値が変わるもの

“100円は常に100円”だと思っていたが、考えるほど価値が定まらないことに気づいた。
 
たとえば、『100円ショップで売ってる商品は、すべて100円の価値なのか?』これは、深く考える必要もなく、答えはNOだ。
 
一人ひとり価値観が違えば、モノに対して感じる重要度は人によって異なる。売ってる商品のなかには自分にとって全く無関係だったり既に持っているモノがある。自分にとって不要なモノに100円の価値は無い。
 
これは100円ショップに限ったことではなく、1億円もする商品でも自分にとって全く必要のないモノであれば、その人にとってそれは1円の価値も持たないことがある。
 
価格設定も売り手次第で変わる。「ほぼ利益が取れないけれど100円で売って皆に喜んでもらいたい」と100円と設定する場合もあれば、「これを100円で売ればボロ儲け」と設定することもある。
 
同額のほぼ同じ見た目に思える商品ですら、会社が違えば行われている経営努力も違う。そうなると、同じ価値があると言い難い。
 
さらに言えば、100円の稼ぎ方も人によってさまざま。字のごとく汗水垂らして稼いでいる人もいれば、何もしなくても手に入れている人もいる。
 
“金額”はあたかも全人類にとって同じ指標のように見えるが、稼ぎ方の違いによって重みが変わり、売り手の思惑で差が出て、買い手の価値観によって個々の“金額”以外の指標が生まれる。
 

■お金とは、すごい存在

お金があればなんでも出来るとまでは言わない。けれど、素直に「お金ってすごいなー!」と良い印象を持っている。
自分ひとりだけじゃできないことがお金を使うことで可能になる。
 

■お金は追わなくていい

冷静に、そしてシンプルに物事を考えると、お金そのものが必要という事態は世の中に発生していないと私は思う。だから、お金を追いかける必要もないと考えている。
 
「お金が必要」と思う時、そのお金でしたいことを考える方が目的達成までスムーズになる。
 
たとえば、家賃のためにお金が欲しいとお金を追いかけた場合、本当は家を持てば解決する話なのに、お金を追いかけたら一生お金を追いかけ続けることになる。
 
借金返済のためにお金が欲しいという場合もそう。お金を追って解決する話ではない。二度と借金を作らない仕組みづくりを意識しないと、お金がない⇄お金が欲しいの無限ループだ。
 
生きていく上でお金が必要かというと、突き詰めて考えていくとお金は必要ない。もし、生きていくために必ずお金が必要だったら、お金を持って生まれてこなければ生きられないということになってしまう。
 

■お金とは、価値を提供したごほうび

価値を提供していなければお金は手に入らないが、提供できる価値が何かしらあれば必ずお金は手に入るということ。私は生きている限り何かしらの価値を提供できると考えている。だから、お金が手に入らないという事態は発生しないんだと安心するきっかけになった。
 

■お金が生活を支えてるわけではない

別項目でも触れたが、お金そのものには価値がない。一見どんな人でもお金が生活を支えているように感じるが、生活を支えているのは自分の価値だ。
 

■「お金がない」という状況は存在しない

口癖のように「お金がない」という人がいる。しかし、持ち金0円でずっと過ごしているような本当にお金がない状況の人は見たことがない。
 
また、私の知っている限りでは「お金がない」と言う人ほど、お金の使い方がザツだ。持ち金が本当に0円でもないのに、「お金がない」と言ってしまうのもまたどんぶり勘定だと思う。
自分の持ち金の把握と自分なりの有効な使い方を見つけることは人生において必要なことだと感じる。
 

■お金とは、自分以外の幸せに使うもの

寄付や周りの人へのプレゼントを買ったりすることにお金を使うほうが、自分のために使うよりも気持ちがいい。
 
ただし、自分の生活を蔑ろにして切り詰めて貢ぐような使い方はNG。まずは自分のためにきちんとお金を使う。
 
自分がボロボロでも良いから、他の人にお金を使うとなってしまうのは、与えられた側を申し訳ない気持ちにさせてしまう恐れがある。人のためにお金を使うなら、相手が喜んで受け取れるよう配慮することも行う必要がある。
 

■お金とは、どんどん回すもの

お金を貯めることに執着してはいけないことを身をもって知った。個人で生きている場合、貯めていてもお金は入ってくるというイメージが持てるかもしれない。でも企業は違う。
コストをかけず、他社にもお金を支払わず、自社だけもっともっと儲けたいという考えは成り立っていない。
無駄なものを買わないことや節約することは良いと思うし、積極的に行うべきだ。
けれど、投資ゼロで大きな収益を見込んだり、素晴らしい商品・サービスに対して適正価格を支払おうとしない態度は、周りの企業にも伝わる。
自社の経営状況を考えることは当たり前だけれど、自社だけを考えるようなやり方は売上を伸ばしにくいと感じる。
これは個人でも同じだと感じていて、稼ぎが多かったからといって自分の趣味代を増やすよりも人のために使った方がお金が増える。
これだという明確な理由はない。けれど、独り占めしない・分け与える効果は想像以上に大きい。
 
 

■自分なりのお金に対する指標を持とう。

お金について学び、考えた末に思うことは、自分なりの指標を持つことだ。
 
他人の価値観でお金の価値を決めてはいけない。
 
価値観が人それぞれ違う以上、お金の価値が人によって違うことは当たり前だ。他の人に合わせて、無理にお金を稼ぐ必要なんてない。
 
逆に周りが稼いでないからといって稼ぐことを諦めてもいけない。
 
自分にとって、本当に必要な分のお金を手に入れること。それを稼ぐことを考えれば十分だと思う。