わしぽん

調べたこと・感じたことをシンプルに書いていきます。

「周りも頑張ってるから自分も頑張る」は間違い。

徹底的に時間を浮かす努力をしたところ、世間の人よりも随分ヒマになってしまった。


そうなると酒好きな私は、昼に入る前にビールをプシューッと開けて飲んでいる時がある。

そんな時、自分の心から
「みんな頑張ってるのに、お前はこんな時間からビール飲んじゃうの?」
という声が聞こえてくる。

自分がやりたいことをやっているはずなのに、なんだか悪いことをしているような気分になってくる。

子供の頃から比較的マジメに生きてきているので、「普通は」「一般的には」というような概念にとても弱い。

今日はもうやることもやったし、「あー暑い!ビール飲んじゃおう」とプシュッとした時に、案の定「みんな頑張ってるんだから、あなたも頑張りなよ」という声が聞こえてきた。

今日、やっとその言葉に疑問を持つことができた。

「え?他人が頑張ってるからって、自分が頑張らなきゃいけない理由にならないでしょ!」と。

家族・友人・知人・偉人。
この人達が頑張ってるからと言って、自分が頑張る必要はよくよく考えたら何も無い。

他人が頑張ってると決めつけていることも問題。

皆やりたいことをやってるだけだ。

彼らがどんなに頑張ってるように見えても、やりたいことをやってるだけ。

自分で選んだ道を生きてるだけなんだ。

元気な人を見て、元気や勇気をもらうことはすばらしいことだし、元気な人は周りの人にエネルギーを与える力を持っている。

でも、はたから見て虐げられてる人を見て、自分も頑張らなきゃ!という感覚はなんだかズレてるんじゃ?と気づいた。

「皆、頑張ってるんだよ。君も頑張れ」という励ましも、励ましでもなんでもない。
“俺も頑張ってんだからお前甘えてんじゃねぇよ”という本音を、世間の言葉として変換してるだけだ。


「私だって頑張ってんだから、あなたも協力してよ!」という言葉も。
頑張ってるからイライラするわけで、やりたいことだけやってればそんな言葉は出てこない。

自分より裕福で時間があって自由に生きているような人間を恨む人間は結構いる。

ひけらかして自慢してることはないけれど、会社員を辞めフリーで稼ぎ自由に生きていると、「いいね!」ではなく「うらやましい」「ずるい」という周りの声が増えた。

その度に、私は心の中で“本当にそうなら、自分もそうやって生きたらいいのに”と思う。

つい相手にそう伝える時もあるけれど、皆「うーん、それは無理かなー」って逃げちゃう。
本当にやりたいならできる。絶対。
でもいつ成功するかはわからないけれど。

と、ビール片手に自由に過ごします。