頑張ってる人が成功するとは限らない
最近、自分の価値観で間違ってるなと気づいたことがある。
それは「頑張ってる人が成功する」ということ。どちらかというと「頑張ってる人が稼げる」というニュアンス。
私の性格は、ムダが嫌いで時間を最大限活用したいタイプだから、きちんと頑張るということをしてない人を見ると「なんで出来るのにやらないんだろう」と苛立ちにも近い疑問を持っていた。
でも・・・ゆるく生きていても稼いでる人がいることを知った。
よくビジネス関連の本には人より働くことを勧めているものもある。
でも今はこう思うのだ。
一番良いのは「自分の働きたいペースで働いて、欲しい以上の収入を得ること」
働きたくない人なら働かないで高収入を得られるのがベストだと考えるだろう。
本当はそれでもいいし、そういう考えを認められるほうが周りの人たちのことをもっと理解できる気がする。
個人的には働くことに対してとてもやりがいを感じているので、働きたくないという気持ちはない。私は人より働くことが性に合ってる。
ただ、自分より明らかに働いていない人を見た時に抱えていたモヤモヤはきっと「頑張ってる人が稼げる」といった固定概念があったからだ。
ここで、頑張りと収入の因果関係を切り離して考えられるようになった時、きっと誰に対してもトゲトゲしい気持ちが生まれることは無いと思う。
このことだけではなく、自分が誰かに対して嫌悪感を感じた時、それはきっと自分の偏った固定概念にきづかせるためのきっかけなのだと思う。
その固定概念は、時に自分を苦しめる元凶だったりもするのだ。私がこの固定概念に気づかなければ、私はきっともっとがむしゃらに働き、自分の判断で働いてないと感じる人達に文句を言いつづけ、私はこんなに頑張ってるのに・・・と自己嫌悪に陥っていただろう。
周りの人は自分の鏡だという。相手の嫌いなところは自分の嫌いなところだともいう。
直接的には繋がっていなくても、こういう形で自己嫌悪に繋がっていくんだと身をもって知った。