わしぽん

調べたこと・感じたことをシンプルに書いていきます。

タバコをやめてよかったこと

禁煙して2年以上経ち、周りにも喫煙者がいる環境だけれど、やっぱりタバコを吸う気にはもうならない。

 

iwashipon.hatenablog.com

自分としては、禁煙(タバコを禁じている)という感覚はなく、ただ今は吸いたいと思わないから吸わないという感覚だ。だからいつでも吸っていいし、吸いたかったらまた喫煙者に戻ってもいいという気持ちでいる。

 

でも、タバコを吸わないということは何かしらメリットがあるのかも!というところに繋がるわけだけど、前記事で書いたように

禁煙のメリットはない。 喫煙は不健康な習慣。禁煙は不健康な習慣をやめることであって、健康的な習慣を新たに始めることではない。

タバコを止めて2年が経った。 - いわし、ぽんっ!

 メリットと呼べるようなものはない。

けれど、「タバコをやめてよかった」と思えることはそれなりにある。

 

タバコに振り回されなくて済む

1日10本以上タバコを吸う人はタバコのためだけに使っている時間が必ずあるはずだ。1本5分として、20本なら100分も気づかないうちにタバコのためだけに使っている。 

私の場合は、

平日 → 出勤前・ランチ後・夕方の休憩・残業の合間

休日起きがけ・食後・外出先での喫茶店・寝る前

これらの時間は完全にタバコを吸うためだけに使われている時間だった。(飲みながらのタバコはタバコを吸うためだけに使っている時間ではないので、対象外) 

 

タバコをやめると、これだけの時間が浮いた。

喫煙者時代より明らかに時間にも心にもゆとりができたと感じている。

 

使える飲食店が増えた(美味しいものが食べられる)

美味しい料理を出してくれる飲食店は全席禁煙のことが多い。タバコを吸っていた頃は、酒とタバコはセットという感覚だったので、全席禁煙の店は最初から候補から外していた。

どうしても行きたい飲食店の場合は、タバコを我慢して利用していたけれど、途中でタバコ吸いに出たり、食後に喫煙所に急いだり・・・とゆっくりした気持ちになれなかった。

タバコをやめたら、店を選ぶのはラクだし、他の人のタバコの煙を浴びることないし、美味しい料理や酒が楽しめている。

 

ストックが無くなった時のイライラを感じることがない

タバコあるあるだと思うが、「あーこれ最後の1本だったー。ストックのタバコ持ってない」という時のイライラ感はほんとにすごい。自分と同じ銘柄のタバコを吸っている人が目の前にいたら、ラッキー。

自分と違う銘柄のタバコを仕方なく恵んでもらうけれどしっくりこない。すぐ吸いたいのに手元にない。買いに行くのはめんどくさい。タバコを売っているコンビニを探さないといけない。・・・

タバコを吸ったことない人から見たらくだらない話に聞こえそうだけど、ストックなしの最後の1本は本当にいらっとするのだ。

タバコを吸っていない今、そんなイライラを感じなくてすむ。メリットとは呼べないけれど、よかったこととしては挙げられる。

 

喉が荒れにくくなった

タバコを吸っていた頃はとにかく喉が荒れやすかった。すぐ喉が痛くなるし、声もがさがさしたり、痰がからんだりしていた気がする。

タバコをやめてからも、1年くらいはずっと喉の調子が悪かった。「タバコやめたら喉の調子良くなるんじゃないのかよ!」と。

喉の調子が普通になってきたのはここ最近のように思う。やめて2年以上経って、やっと喉が荒れにくくなってきた。しかも荒れにくくなっただけで、相変わらず喉の調子がとても良いというわけではない。

タバコのせいではないのかもしれないけれど、やめたからってすぐ喉の調子がよくなるわけではないということは身を持って知った。

 

タバコ代分、家計が助かっている・・・なんてことはない。

よくタバコをやめるメリットに、タバコ代が浮くなんていう話があるけれど、やめたところで大きなプラスの影響はない。私の場合は10本/日。月のタバコ代はせいぜいいっても7,000円。

 

7,000円の節約のためにタバコをやめようなんて目標を立ててしまっていたら、きっと今でもタバコを吸っていると思う。

それくらいタバコ代が家計に与えているインパクトは少ない。タバコ代が月3万以上超えるヘビースモーカーであれば、少しはタバコをやめるメリットと言えるかもしれない。

 

やっぱり禁煙のメリットはない。けれど、やめてよかった。

ストレス発散のために吸っているはずのタバコで、タバコを吸ってるがゆえの新たなストレスを生み出していたと今は思う。

今でも、海に行ってビール片手に青空の下でタバコを吸うということならしたいなーと思ったりしている。実際はやっていないけれど。

タバコを吸うという事を楽しみのひとつにすることができれば、タバコをやめなくたってうまく付き合っていけるんじゃないかと思う。

といいながらも、やめてよかったと思うことのほうが多いので、私はこのまま禁煙者のまま生きていくだろう。