Facebookやめたらスッキリした話
Facebookは自分にとって本当に必要なんだろうか？
頻繁にFacebookをチェックしている自分に気づき、チェックする回数を極端に減らしてみることにした。
スマホアプリからの閲覧がほとんどだったので、一旦アプリを削除。ブラウザのほうでもログアウト。すぐアクセスできる状態から、検索→IDパスワード入力という手間がかかるようにしてみました。そしたら気分スッキリ。
Facebookを見るのをやめて感じたことをまとめてみます。
たいして会わない"友達"の情報は無くても困らない。
会わないということは、その投稿が会話の話題になることもない。その人が何をしているか知っても、自分の人生に影響が出ることはほぼ無い。内容によっては嫉妬心が生まれることもあると思う。 とても仲の良い“友達”であれば、Facebook上のコメントでやりとりがあるかもしれないけれど、それなら会った時に話せばいい。
名前しか覚えてない程度の“友達”の近況は、知ったところでどうしようもない。自分の人生にはあまり必要のない情報だなと感じる。特に「○○に行ったよ」というような行動報告系の内容に関しては、よほど自分と共通の趣味がないかぎり、その情報を受け取り続けるのはなんともいえない気分になる。
（共通の趣味があったら、きっと会ったり連絡を取ったりしているだろう。）
フェイスブックは、自分が繋がりたくなくても申請がきてしまい、知り合いである以上、断りきれず承認してしまうことも少なくなかった。本当であれば、自然に縁が切れていたはずの人とも、繋がり続けることになってしまう。
心の底から「いいね！」したくなるような投稿はほぼない。
「いいね！」と共感・賞賛できるような投稿だけではなく、結局何を伝えたいのか分からない投稿もけっこうある。本当は、せっかく見るのだから全部「いいね！」したくなるような投稿がいい。
（もちろん、自分の投稿も「何が言いたいの？」という投稿はたくさんあるはずなので、"友達"たちを責めているわけではない）
「いいね！」が大量に発生するときって、大体「よかったね！おめでとう！」というようなビッグイベントがメインで、結婚・出産・受賞・出版とかこのへんくらいだと思う。
自分のくだらない投稿に気づく。
Facebookと距離を置くと、麻痺していた感覚が戻ってくる。“友達”に分類されている人達全員との関係性を考えると、すべての人にとって有益な情報というのは難しい。
SNSの本質としては“友達”との交流を深めるものだが、仕事関係と友人関係（ひとによっては家族まで）がごっちゃになってしまっているところに適切な投稿なんて無いのかもしれない。
距離を置いてみて過去の投稿を色んな視点から読み返してみると、「なんてくだらない情報を流していたんだろう。」と反省する。
仕事関連・企業の情報収集には使いやすい。
とはいうものの、最新情報をFacebookから得ることも多い。人それぞれ興味を持っている分野が違うので、そういった点ではやはり使える。企業からの最新情報もFacebook経由が多いので、キャンペーンや新商品の情報を知るにはFacebookが1番ラクだと思う。
「その投稿、大丈夫？」と心配になることも
投稿する内容も自由ではあるけれど、何百人も"友達"カテゴリに入っているところで投稿していいことは限られていると思う。「自分はオープンな人間だからそれでいいんだ」と言ったって、仕事関係の人と親友は全く違う。自分の好きなように投稿しているとディスブランディングになってしまう恐れも。
明らかに酔っ払っている状態での投稿や暴言は心配になってしまうし、私自身もその人との付き合いを考えてしまう。
すぐにはやめられない場合は、とにかくログインしないクセづけを。
・仕事上やめられない
・みんなとの縁が切れるのがこわい
・やめるには勇気がいる
というような状態であれば、Facebookを今すぐやめるという選択ではなく、ログインしないという選択をすることをおすすめする。
「やめたいのにやめられない」という気持ちがある時は、Facebookを続けることで何かしらのメリットを感じているからだ。やめてゼロから始める場合、再度友達申請をしていかなければならないのはけっこう手間だ。
ログインしないようになると、実はそんなにアクティブなユーザーがいないことに気づけたり、自分が何にしがみついていたのかわかったりする。Facebookに限らず、常に大勢の人間と繋がっているという感覚でいつづけるのはあまりよくないと思う。たまに離れてみることで良いところも悪いところも見つけられる。
まとめ：Facebookってなんのためにやってるんだっけ？
Facebookを見るクセがなくなってきた結果、思うのは「あれ？なんのためにFacebookやってるんだろう」でした。mixiから自然にFacebookに移行して、周りがやってるからなんとなく始めて続けていた私としては、あまり考えていませんでした。
仕事関係の人達と友情を築きたい？
自分の行動を色んな人に報告したい？
同窓会気分で昔の友人と交流したい？
どれもピンとこないんですよね。
学生時代のSNSはけっこう使えるツールだったなと思うのですが、社会人になると人間関係も広くなって公開する情報も変わってきたというのもあります。
「仕事のメール返信がないのに、Facebook更新してるよ・・・」という体験も1回ではないし、クライアントが“友達”にいるから友人に向けた投稿はできないなとか。
投稿内容によってグループ分け出来ることも知ってますが、そこまでして行いたい情報発信ってけっこう限られますよね。
本当に欲しい情報がFacebookにあるのか、自分が交流したい人達がFacebookにいるのか。そう考えると、今の自分にとってはあまり必要がないものなのかなと思います。
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