会社員を辞めて気づいた会社員のデメリット
会社員を辞めてフリーランスで働きはじめて早2ヶ月。
辞めてみて気づいたことがいくつかあるので、まとめてみる。
いちばんのデメリットは、
会社員特有(?)の固定概念に縛られていたこと。
以下、会社員をやめて気づいた誤解の数々。
「まともな人間なら会社員になるべきだ」という誤解
日頃からそういう考えを持って、誰かをバカにしていたわけではない。
会社員を辞めてから、「こんな働き方で本当にいいのだろうか。やっぱり会社員のほうがいいのかな」と自分自身のことを考えることがしばしばあった。
そこで初めて自分の中に「まとも=会社員」という固定概念があることに気づいた。
大学を卒業したら就職活動、そして会社員へ。という流れに、なんの疑問も持たず進んでしまった結果、知らないうちに“会社員バンザイ”といった考えが根づいていたように思う。
「お金をもらってるんだから、それなりの仕事で返さないと」という誤解
この言葉を言う上司がいたのか、すっかり自分に根づいてしまっていた考え。
たしかに給料は毎月支払われる。
けれど、“もらってる”わけではなくて、提供した労働力の対価なのだ。
基本、後払いだしね。
任された仕事をこなすこと、それ以上の成果を上げること=会社員が提供すべき労働
そう考えていた私は、キャパオーバーでも残業・徹夜をして仕事をやり遂げるという形で働いてきてしまった。(仕事が遅いから発生する残業については話が別。それは自分のせい)
今では、
会社員が提供する労働=決められた勤務時間働けばOK という認識に変わった。
もちろん、仕事に没頭する時期もあってもいいし、繁忙期にどうしても残業が増えてしまうことがあると思う。
テキトーに働いていいってことでもなくて、決められた時間内で徹底的に働ければ給料をもらう権利は十分あるということ。
「平日のすべてを仕事に捧げるのが社会人だ」という誤解
通勤、勤務、残業で24時間のほとんどが仕事漬け。
休日は睡眠を取るためにひたすら寝る。
そんな生活でもやっていけたのは、「平日のすべてを仕事に捧げるのが社会人だ」というのが一般常識だと思っていた部分が少なからずある。
今は、生きるための時間は毎日必要だと感じる。(休日だけを楽しみに生きるのではなく)できることなら毎日、仕事以外にも家事や買い物、運動するくらいの時間はあったほうがいい。その他にも、家族との時間、勉強時間、趣味の時間。
人によっては「仕事だけで十分。」っていう人もいるだろうし、過去の私もそんな人間だった。でも、1日をたくさんのことに使える生き方のほうが充実感もゆとりも得られる。
「残業が多すぎて帰れない。会社のせいだ」という誤解
体調が悪くなったり、あまりの業務量にそう思ったことは何度もあった。
残業してでもやれ!なんて一度も言われたことない。
けれど、残業していた。残業を良しとしていたのも自分。と気づいた。
残業がいやなら、業務量が多すぎてどうしようもないなら、どうしたら改善されるのか徹底的に考えばいいじゃん。と今では思う。退職するという選択でもいい。
そう考えると会社員時代にやるべきことだったのは、契約時間内で更に稼げる方法を考え、時間短縮の改善・改良を行い続けるのが1番良かったのかな?と思う。
まとめ:とにかく会社員は時間がない。
しょうもない固定概念がこれ以外にもたくさんあった。
会社員時代も考えていたつもりだったけれど、視野が狭く、まちがった固定概念のまま、目の前のことばかりで一杯一杯になっていたと感じる。
どんなに忙しくても、きちんとした“生活”くらいは捨てないようにしたい。
仕事するために生きているわけじゃないのだから。
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