わしぽん

調べたこと・感じたことをシンプルに書いていきます。

目標達成ができない計画の立て方には共通点がある

目標達成に大切なのは目標達成に直結する行動だ。そのため、行動計画は目標から逆算して考えるのがセオリーだろう。
 
たとえば半年後に10kg減量するなら、1ヶ月あたり1.7kg痩せる行動をする。1日あたりで考えたら60g/日も痩せなくていい。こうして、1日単位の目標を出して行動に落とす。
 
貯金もそう。ただ貯蓄額を決めて日割して貯めていくだけだ。
 
とてもシンプルなのに世の中には目標達成できないことがある。なぜ達成できない計画を立ててしまうのか考えてみた。
 
◾️目標達成できない計画の立て方3つ
①計画者と行動者が別の人間
②目標達成と目的がずれている
③目標をきちんとみていない
 
この3つが挙げられるだろう。
 
1つずつ詳しく書いていく。
 
①計画者と行動者が別の人間
目標達成するためには行動者が計画を立てるべきだと思う。計画者は自分が行動しないのに行動計画を立てているのだから、想像で「出来るだろう」という感覚で計画している。
目標達成に大切なのは目標達成に直結する行動であり、計画ではない。
 
計画通りに行動するには、
・障壁なく行動できる
・イレギュラー発生時の行動ルール
この2つが整ってないと計画倒れする。障壁なく行動できるかどうかは、行動者にしかわからない。だから行動者が自ら計画を立てるか、計画を立てている時点で関わり、本当に実行できる行動に落とし込まなければならない。
どんなにきっちり計画を立てていても、行動できないことも起きうる。どんな時に行動が止まるか予め洗い出し、対処を決めておけば目標達成の足を引っ張らなくて済む。
 
②目標達成と目的がずれている
代表例は「モテるために痩せる」だ。
太っていることがモテない原因のひとつかもしれない。自信がついて性格が明るくなって社交的になり出会いが増えて・・・とモテる流れになるかもしれない。
けれど、それなら自信を持てばいいだけで痩せることと因果関係はどこにもないのだ。
本来「痩せたら脂肪が減る」という事実しかなく、モテることとはイコールではない。
 
あとは「収入を増やすために会社に決められた目標を倒す」
目標達成が収入に繋がるかが明確でないと、収入には繋がらない。むしろ目標達成は会社員として当たり前の話で、収入が上がる指標でなかったりする。
昇進もしかり。プレイヤーとして優秀だからといってマネジメント層にあがるとは限らない。
 
収入を増やすなら、自分を高く評価してくれる環境で働くほうが話が早い。会社員の収入は従業員全体でバランスをみながら決められている。もし自分の望む年収をもらっている人が社内にいなければ、昇給を望むより転職のほうが現実的で目標達成のための行動になる。
 
③目標をきちんとみていない
案外多いのはこのパターン。目標達成のために行動計画を立てているはずだったのに時間が経つにつれ、目標とかけ離れていってしまうことがある。
世の中には「やったほうがいいこと」というのは無数にあって、あれもやろうこれもやろうと善の行動を増やしていく。「あれ?これ目標達成に関係ある?」と、無駄な行動に気づくのは得てして目標達成が難しいと感じ始めた時だ。
そうならないためには常に目標をきちんと見ることだ。目標を見ていないと行動そのものに焦点がいってしまい、改善改良も別の方向へ進み、目標達成の道から外れてしまうからだ。
 
つまり目標達成するためには
①実行者が計画を立てる
②目的にあった目標を持つ
③常に目標を意識する
この3つが必要だと考える。